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scatolaとは

scatola di voce

私たちscatola di voce(スカートラ ディ ヴォーチェ)は、 2003年春に、指揮者 森田悠介とその呼び掛けに集まった仲間を中心にして誕生しました。
scatola di voceは、イタリア語で「声の箱」の意。
各々の声が個性的な光を放ちながら、全体でさらに大きな輝きを作り出す。
色とりどりの光がつまった宝石箱のように。
そんなイメージをもって歌声を磨いています。

当初は本当にささやかだった団の規模も活動内容も、徐々にですが大きくなりました。
演奏会の開催、コンクールへの出場、クリスマスライブなど各種イベントへの出演、ミュージシャンとの共演など。その中で、数々の素敵な出会いがありました。
音楽を通じて、出会うはずのなかった人とつながり、生まれるはずのなかった絆が生まれてきました。
それが合唱のひとつの醍醐味であり、私たちを支えてきたのは、この奇跡のような絆なのだと思います。

なぜscatolaで歌うのか、理由は人それぞれだと思いますが、ひとつ言えるのは、

「ここでしか歌えない、特別な歌がある」

そう思わせてくれる、「何か」があるのではないか…ということです。
本番のステージはもちろん、毎回の練習においても、同じ仲間と、同じ音、同じ響きを鳴らす機会は二度と巡ってはきません。 だから発する歌声のひとつひとつが、私たちにとっては特別なものです。
そうやって特別な歌をひとつひとつ積み重ねていって、その中でひとつでも多くの笑顔が生まれてくれたら。

「うたでひとを幸せにしたい」

そんな、単純で大それた夢を抱きながら、今日も笑顔の絶えない練習を続けています。